古代アジアの諸民族の音楽の集大成であり、シルクロードの終点たるこの日本で完成された『雅楽』は、千数百年の時を経て今、若年層をはじめとする多くの方々の支持を受け、学ぶ人が増えています。
そして単に『雅楽』の音楽性に着目するだけにとどまらずその歴史と精神性は、私たち現在人の完成の基であることを改めて感じ取ることにより、過去現在未来へとつなぐ文化創造の可能性を開くものとして注目されています世の中を見渡せば、青少年若年層の非行犯罪はますます複雑になっており、家族間家の見直し、教育のあり方が声高々に叫ばれつつも処方箋が見つからないというのが現状です。
物の豊かさイコール心の豊かさではありません。『雅楽』ののもつ音の豊かさ優しさに癒しを求める人も少なくないのです。
このような世相を鑑み、伝統文化のなかにある豊かな精神世界を1人でも多くの人々に伝え鮮やかなまま後世に伝承してゆけば私たちの未来は、もっと地に足の着いたものになりうると思うのです。
このことを踏まえて、私達は、アメリカ領事館及び領事館邸、センチュリークラブ、近つ飛鳥博物館と等で演奏会を数回催してきました。特に領事官邸での日米の子供達を対象にした雅楽ワークショップでの人々の反応と評価は、その使命感を鮮明に且つ強固にするものとなりました。
4年間で催した数々の演奏会を通じて得たものは、次世代のより多くの子供達の目に耳に、そして心に雅楽の持つ魅力と現在的意味を国内のみならず多くの国の方々にも紹介し味わって頂く事は必ずや聞く者の心に新たな風を起こしそれが、平和世界への小さな礎になりうる事を信じてやみません。
今後も日本を代表する芸術として、国内外の多くの人々に雅楽に触れ親しんでいただける場を設けてゆきたいです。
現在の活動基盤をさらに充実させる為、法人格設立について役員会で検討を重ねてきました。
法人格を得ることにより、社会的信用と責任を高め、伝統文化、芸術を国内外の人々達へ普及促進を図り、世界の人々への社会教育、国際協力に寄付することを目的として本法人を設立しました。